Diary

日記

【2021年】新年のご挨拶
https://youtu.be/6u0Ba8-D7qQ

明けましておめでとうございます。2021年は世界の平和と人々にとって穏やかな時間が戻っていますように心から願っています。

2020年は世界中苦しい日々だった。来ない春はない、明けない夜もない、そう信じて、2021年は世界中の人々のエネルギーを一つに合わせて、ウイルスに勝ちたいですね。頑張りましょう。

お正月元日にウイーンフィールハーモニーのNew Year Concertは無観客で世界中に中継され、定番のラデツキー行進曲は聴衆の手拍子がないでどうなるのか?、とテレビの前で大泣きしながら拍子して聴きました。団員のみなさんは毎日楽団について、まずPCR検査してから練習に入る、自ら手本と実践で感染実態データを示した、また、どんな方法を取ったら演奏をずっと続けていけるかをしか考えて来なかったという話しには、本当に感動しました。さすが。。。。

実は一昨年腎移植後ずっと免疫抑制剤を飲んでいます。いいえ、これからもずっとです。それはもらった夫の腎臓に対して、自分の体に入ってきた他人の臓器であることを意識しすぎないように、拒絶しないように免疫を抑える薬です。つまり、わたしは基礎疾患者です。コロナ禍初期は毎日ビビっていました。そして、大勢の人が集まるコンサートを開くなども恐怖があります。しかし、落ち込んでばかりではいられないので、夫の一言に喚起し“八ヶ岳の大自然で動画を撮って配信したらどうか”とのこと。

これだと早速新プロジェクト“雄大な自然と劉薇のヴァイオリンシンフォニー”を5月にスタートしました。腎臓をいただいて再び演奏できる感謝とコロナ禍で人々を励ますことを目的としたが、実際演奏するわたし自身が一番癒されました。移住して来た八ヶ岳の大自然がわたしに気づきをたくさんもたらしてくれました。

厳しい状況下でもYoutubeのおかげで動画撮影を大自然の中で楽しみました(大変な面も多くありましたけど)。7月に2回オンラインコンサートを大自然の中でライブを行い、11月14日清里萌木の村での対面コンサートも実現し、また、12月19日は伊東でのコンサートを強行できました(3月のキャンセルコンサートを年内再挑戦してくださった人々の気持ちで実現し、いままでにない入場者ではありました。

わたしたち音楽家はエンターテイナーと言われていますが、単なる職業ではありません、音楽はより社会をよくするものです、人間の文化です。生と死にあふれる音楽を人々の心に届けることこそが音楽であり、はわれわれ音楽家の使命です。

こころの中では

Living is Love

Living is Music

Living is Passion

この3つを心に刻んで日々研鑽し発信していきたいと思っています。

来日35周年の今年は、どんなコンサート活動ができるのか?状況をみながら企画を進めていきますが、4月のオンラインコンサート、5月のカナダでのアジア音楽フェスティバル、秋には35周年記念コンサートは行うことできるのか?。お正月からわたしはエネルギーに満ちて、次のことをはじめているのも例年より早い感じです。この勢いだけでも、丑年の好兆候を感じるのですが、、、負けずに音楽を発信し続けたいものです。

追伸:

(90年代生まれの娘がカナダから一時帰国して帰ってきた。しばし、みんなで楽しい時間を過ごし、中でもNiziUのグロバルオーデイションを一緒に見たり、わたしのYoutubeチャンネルの指摘を受けたり、クラシック音楽のあるべき姿やいま流行りの音楽をひたすら聴かせられたりで、若い世代の考えやエネルギーに多いに刺激を受けました。付け加えると彼女は黒人音楽など多ジャンルの音楽に詳しい。これも次のことに活かせるのであろうと思っています)