Performanceに関する記事一覧 – Liu Wei 劉薇 リュウウェイ Official Website https://liuwei-musics.com 知性と感性の流麗な輝き Tue, 18 Jan 2022 09:06:38 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.2 自分を超えたい復活演奏〜来日35周年記念サントリーリサイタル! https://liuwei-musics.com/archives/4478 Tue, 18 Jan 2022 09:06:37 +0000 https://liuwei-musics.com/?p=4478 サントリーブルーローズ(05-12-2021)のまとめをようやく書きます。コロナ禍の中、記念リサイタルを実施できたこと、本当に感謝に絶えません。

完全復活演奏の良い点

1.この記念演奏は、命を得て(腎移植)再生の証として自分を超えたい一心で、かなり手強い選曲をしたにもかかわらず、聴衆の大きな拍手と感動があった。

クラシック音楽は敷居高い、わからないという言い方を覆したと思われます。

音楽はジャンル関係なく、知識ではなく、【体と心】で聴くことで、音楽の真髄を人は感じ取ることができるということです。

2.これから5年先に弾けないかもしれない超絶技巧の作品をいま弾いておきたい、舞台の厳しさをわかっていながら、例え失敗しても。

甘い考えなのか?挑戦なのか?わかりませんが、本番は強いプレシャーを忘れて果敢に弾いたことはよかったと自覚しています。

3.コンサート前日に楽器故障でかなり焦った。応急処置で楽器屋へ持ち込み、夕方楽器が仕上がるまで譜面を一音一音で確認。その際、新しい弾き方を発見。まさに神の啓示であった。

どうしょう?いままで仕上げてきた弾き方を、新しい弾き方で弾くのは果たしてうまく本番はいくのか?

悩んだ末一旦、わかったなら、やらないわけにはいかない。

自分に何度も問いかけ、そして言い聞かせ、大丈夫と決めた。かなり大胆な選択だ。一歩成長したと感じた。

細かい反省は数えきれない。

もちろん、演奏に於いてこれからもたくさん音楽的研鑽をしっかり行っていかなければならない、このことに尽きると思います。

本当の完璧な演奏は何歳になったらできるのでしょうか?

2022年も挑戦へ!

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【YouTube4K映像公開しました】 https://liuwei-musics.com/archives/4471 Tue, 18 Jan 2022 05:54:33 +0000 https://liuwei-musics.com/?p=4471 瞑想のピアニスト(ウォン・ウォンツァン)さんとのコンサート本編   ↓ ↓ ↓

@ 劉薇Liu Wei Music https://www.youtube.com/watch?v=uWfBSYoz7JE———————————-
劉薇 & ウォン・ウィンツァン コンサート〜Asian Spirit「アジアのこころ」
ジャンルを超えて出会い、大陸の血をひく二人の感動の熱演!初共演にして感動的なコンサート映像・本編公開
 アジアのこころを題し  郷愁感に満ち  時に音色深く  挑戦者同士  火花を散らす
(2021/10/30 開催 清里 萌木の村オルゴール博物館 ホール・オブ・ホールズにて)
https://www.youtube.com/watch?———————————-

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2022年新年あけましておめでとうございます。 https://liuwei-musics.com/archives/4467 Tue, 18 Jan 2022 05:50:26 +0000 https://liuwei-musics.com/?p=4467 虎よ、Covidを制し、人々に平穏な2022年をもたらすように‼️

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2021年を迎えて! https://liuwei-musics.com/archives/4332 Wed, 06 Jan 2021 08:47:20 +0000 https://liuwei-musics.com/?p=4332 【2021年】新年のご挨拶
https://youtu.be/6u0Ba8-D7qQ

明けましておめでとうございます。2021年は世界の平和と人々にとって穏やかな時間が戻っていますように心から願っています。

2020年は世界中苦しい日々だった。来ない春はない、明けない夜もない、そう信じて、2021年は世界中の人々のエネルギーを一つに合わせて、ウイルスに勝ちたいですね。頑張りましょう。

お正月元日にウイーンフィールハーモニーのNew Year Concertは無観客で世界中に中継され、定番のラデツキー行進曲は聴衆の手拍子がないでどうなるのか?、とテレビの前で大泣きしながら拍子して聴きました。団員のみなさんは毎日楽団について、まずPCR検査してから練習に入る、自ら手本と実践で感染実態データを示した、また、どんな方法を取ったら演奏をずっと続けていけるかをしか考えて来なかったという話しには、本当に感動しました。さすが。。。。

実は一昨年腎移植後ずっと免疫抑制剤を飲んでいます。いいえ、これからもずっとです。それはもらった夫の腎臓に対して、自分の体に入ってきた他人の臓器であることを意識しすぎないように、拒絶しないように免疫を抑える薬です。つまり、わたしは基礎疾患者です。コロナ禍初期は毎日ビビっていました。そして、大勢の人が集まるコンサートを開くなども恐怖があります。しかし、落ち込んでばかりではいられないので、夫の一言に喚起し“八ヶ岳の大自然で動画を撮って配信したらどうか”とのこと。

これだと早速新プロジェクト“雄大な自然と劉薇のヴァイオリンシンフォニー”を5月にスタートしました。腎臓をいただいて再び演奏できる感謝とコロナ禍で人々を励ますことを目的としたが、実際演奏するわたし自身が一番癒されました。移住して来た八ヶ岳の大自然がわたしに気づきをたくさんもたらしてくれました。

厳しい状況下でもYoutubeのおかげで動画撮影を大自然の中で楽しみました(大変な面も多くありましたけど)。7月に2回オンラインコンサートを大自然の中でライブを行い、11月14日清里萌木の村での対面コンサートも実現し、また、12月19日は伊東でのコンサートを強行できました(3月のキャンセルコンサートを年内再挑戦してくださった人々の気持ちで実現し、いままでにない入場者ではありました。

わたしたち音楽家はエンターテイナーと言われていますが、単なる職業ではありません、音楽はより社会をよくするものです、人間の文化です。生と死にあふれる音楽を人々の心に届けることこそが音楽であり、はわれわれ音楽家の使命です。

こころの中では

Living is Love

Living is Music

Living is Passion

この3つを心に刻んで日々研鑽し発信していきたいと思っています。

来日35周年の今年は、どんなコンサート活動ができるのか?状況をみながら企画を進めていきますが、4月のオンラインコンサート、5月のカナダでのアジア音楽フェスティバル、秋には35周年記念コンサートは行うことできるのか?。お正月からわたしはエネルギーに満ちて、次のことをはじめているのも例年より早い感じです。この勢いだけでも、丑年の好兆候を感じるのですが、、、負けずに音楽を発信し続けたいものです。

追伸:

(90年代生まれの娘がカナダから一時帰国して帰ってきた。しばし、みんなで楽しい時間を過ごし、中でもNiziUのグロバルオーデイションを一緒に見たり、わたしのYoutubeチャンネルの指摘を受けたり、クラシック音楽のあるべき姿やいま流行りの音楽をひたすら聴かせられたりで、若い世代の考えやエネルギーに多いに刺激を受けました。付け加えると彼女は黒人音楽など多ジャンルの音楽に詳しい。これも次のことに活かせるのであろうと思っています)

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八ヶ岳南麓清里の憩いの郷・萌木の村での動画撮影 https://liuwei-musics.com/archives/3871 Thu, 01 Oct 2020 13:17:54 +0000 https://liuwei-musics.com/blog/?p=3871

自然の韻(うた)が聞こえてくるナチュラルGardenは、イギリス人園芸家のポール・スミザー氏によって、もともと清里に植生した山野草を見事に調和させ、四季折々農薬や化学肥料を使わず植物だけの力で「自然よりも自然らしい理想の庭」として評され、八ヶ岳の人気スポットです。 
八ヶ岳に住んでから何気なく入っていくこのガーデンで演奏動画を撮りたい、それも初秋にと、先日、船木社長に撮影交渉のお電話を入れた。清里の標高は1300メートル、どちらかというと朝の撮影にふさわしいと想定した。
9月26日起床してすぐに空の様子で今日は実行だと思い、7時30分には現場到着。車から降りて風を感じた、無理かもしれませんが、弾く気になっているからやるしかない。楽器を取り出し、すぐ弾けるように固い指をほぐしはじめた。何とか人がいない早朝に動画を撮れるように、出来れば3曲を敷地内の場所を変えながら撮れたら。。。。。
朝日の中、樹は風に揺られざわざわしている時は待つ、穏やかになった瞬間に弾き始める。こんなスタイルでこちら、あちらを画面に収めてとハイスピードの打合せ後、即に正式撮りに入った。ずいぶん自然とのつき合い方も上手になった感じで、この日はガシュウインの「誰かがわたしを見つめて」、夫希望の「ムーン・リバー」と「ニューシネマ?パラダイス」の3曲を撮ることが出来ました。ラッキー!

11月14日19時より
萌木の村・ホール オブ ホールズで
「春がくると信じて~劉薇 Violin Concert&会場よりオンラインライブ配信」を開催します。お申込み:violin@liuwei-musics.comへ
コロナ禍でコンサートキャンセルばかりで、小さな実現は大きな勇気と希望をもたらしてくれます。

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ロックダウンでNewスタイルへ https://liuwei-musics.com/archives/3875 Mon, 14 Sep 2020 13:16:43 +0000 https://liuwei-musics.com/blog/?p=3875 2020年1月25日に国際文化会館において復活演奏をしました。この日は中国の旧正月に当たり、偶然にも弾きたい曲は馬思聡の跳元宵、跳龍灯やクライスラー、お祝いとお祭りの内容ある曲目で、本当に久しぶりに痛快に弾き切った感がありました。
この時、中国駐在の弟が旧正月休みで日本に帰ってきた。コンサート終了後姪も一緒にバスに乗り八ヶ岳の我が家へ。すると、中国ではもうすでにマスクはどこもない、マスク探しに一緒に車を走らせた。もうそんな状態?
マスク?われわれはいいよねと買わずのんびり構えていた。もちろん弟はその後2週間中国で自宅観察を経験した。
わたしは夫に提供してもらった腎臓によって生まれ変わり、感動、感謝でとてもハイの気持ちの中にいた、コロナウイルスを静観しながらも、再び演奏できるとどんどんコンサートの日程を6月まで7つも入れた。以前に増してわたしの音は力に満ち、音楽を心の底から弾きたくなりはじめていた。
ご存知のように、あれよ、あれよと世界中に広がったコロナウイルスで、各国はロックダウンを実施、日本も遅れながら日本式のロックダウンをはじまり、コンサートのすべては延期やキャンセルとなった。
わたしもすっかり落ち込んでしまい、コロナに感染したらどうしょう?という恐怖に襲われた。夫にもらった他人の腎臓を拒絶反応おこさないために、移植者は免疫製剤を飲んでいると感染や重症になる確率が高いという。そのために東京通院も電話診察と電子処方で対応してもらった。
その時、ビビっていたら、夫から一言、こうなったら、八ヶ岳の大自然で弾いて配信したら!これには即賛成、こういう時に自然の癒しと音楽の癒しを贈りする、それは、わたしが生き返った感謝の気持ちを直に伝えたいと考えた。大自然はわたしを癒したように、あなたにも癒しを届けたい。4月21日1430メートルの野辺山五光牧場にて緑の美しい自然から第一回FBライブ配信を実行した。5月にはYoutubeを開設し、4ヶ月が経ったいま、大自然での演奏動画も含めて39本を発信しました。
いま、わたしは“雄大な自然と劉薇のヴァイオリンシンフォニー”、コロナ時代の新演奏スタイルに夢中です。

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復活コンサート〜ベートーヴェンの音楽に励まされて https://liuwei-musics.com/archives/1596 Mon, 16 Nov 2015 12:06:00 +0000 https://liuwei-musics.com/blog/?p=1596 11月12日のベートーヴェンの音楽に励まされて〜が終了して、初めて自分に合格サインを出したと父に話しました。コンサートの2週間前に練習していて、わたしを支え温めてきたベートーヴエンソナタ、弾き甲斐のある作品の解釈をなにかうまくいくような気がしました。コンサート、うまくいくと感じて楽しくなってきました。

2011年以来持病に透析や移植の話しが出てから、みなさまにはご心配ばかりかけてきました。
最近、お医者様より「寛解」(つまり、数値が悪くてもこのままいけるのではとのこと)の言葉をいただきました。いい加減に病気とさよならしたい、コンサートで「復活宣言」でもして、けじめをつけたいと考えた。「わたしは大丈夫」と自分に言い聞かせたい一心です。オペラシテイーリサイタルのチラシが印刷直前に「復活」というキャッチコピーを入れた。そろそろ報告として。。。。

世界中にポッブス音楽に走る傾向の中、純クラシック音楽のベートーヴェンをこんなにも喜んでいただけこと、本当にすごいことだと改めて思いました。舞台で演奏していて、みなさん、必死にベートーヴェンを理解した空気がわたしにもわかって、さらに音楽をよいものにしょうとさせてくれました。結論として確信したのは、ジャンル関係なくいい音楽であればだれでも受け取れる、ということです。音楽の力、芸術はどこまでも深くて無限の可能性があるということです。残念なのはリサイタルホールは紀尾井ホールや浜離宮朝日ホールを超えらないことです。

14日。コンサート終了して2日目、完全ダウンです。朝からセラピストによる数時間のセラピー、いまようやく起きれました。全身痛いです。このハイ状態からいかにクールダウンできるか、時間とともに消えていてのを待つしかないでしょう。

15日。コンサートから3日が経ちました、この三日間はなにをしていたのでしょうか。普通コンサートの三日前はいろいろできる時間でたくさんこなせるのに。
山に向かってゆっくり上がって、そして下山はあっという間に。つまり、テンションをゆっくりあげて、クールダウンは早く、という訳にはいかずのようです。昨日は撮っていただいた12日コンサートのビデオを届けてくれたので、一回見ながら、検証しました。結論、ライブは最高だろうが、CDにするには撮り直しね、とのこと。

そこで、登山家は登るだけが目的ではなく、下山で命を落とすケースが多いと。そして、下山後に日程をいっぱい入れて次の目標を持つ、との話しを聞かされました。いいタイミングでいい話しを聞けたなあ、ここでまた救われたのかもしれない。有り難い。(安全に下山するまでは登山ともいう)

さて、次の目標、前へ、前へ。

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